奨学金という長期ローンから脱出した日

本日、ついに大学４年間借りていた育英奨学金 2,655,000万円を返済完了しました。毎月15,000円弱を、卒業してから13年と４か月。いやー長かった。

住宅とか車なんかのローンは、もっと長い期間、もっと高い金額を払い続けるわけで。それに比べて、私の奨学金返済なんて大したことない訳ですが、卒業と同時に「あー、なんか借金背負っちゃったな」「これ払い終わるまではリーマン辞められないんだろうな」なんて思っちゃってたわけで。2002年、22歳春。

そんな自分を思い返すと、我ながらよくがんばったと思う。

で、わかる人にはわかりますが、最終的に繰り上げ返済しました。数年前にFPの方から「これからまとまったお金が必要になるから、月々15,000円くらいなら、繰り上げ返済はせず、毎月返していった方がよい」というアドバイスを受け、確かにおっしゃる通りですね、とコツコツ返していたのです。

育英からは毎年「あなたの借金あといくらでっせ！今年もよろしくっ！」という残高をお知らせしてくれるありがたーいおハガキが届くんですが、二桁になった頃から「返すか？」「このまま最後までいくか？」という迷いが出てきました。

そんな中、先日投資信託の本やピケティ（もちろんマンガで）を読み「もはや働けば働くほど給料が上がる時代はこない」「労働以外の方法で資本を増やす方法を探るべし」という頭になった私。

改めてどんぶり勘定の家計を見直してみたところ、毎月15,000円を払い続けるより、ひとまず貯金で一気に返して、次から投資に回した方がいんじゃね？という結論に至りました。

とりあえず、今週は借金からの開放感を味わいつつ、新たなに出来た15,000円という余裕をムダにせず、早々に使い方を考えたいと思います。