35歳、妊活始めました。

結婚7年目、35歳から本格的に妊活スタート。広告代理店、フルタイム勤務の妊活、不妊治療についてアレコレ綴ります。

D9 20mm

仕事一辺倒の毎日から脱するために新しいことしよう!と始めてみたブログですが、もはや「妊活ブログ」に名称変えた方が良いんじゃないか・・・と思ってきましたが、気を取り直して昨日の続き。オチをタイトルにしましたけどね。

 

卵管通水検査は生理9日目=D9だったのですが、なんと、卵管通水検査と併せて超音波で見た卵胞は9日目にしてもはや20mmもあったのです!!

 

六本木レディースクリニックの診察室では、患者側にもモニターが設置されてるので、超音波検査中の画面を自分でも見られるのですが、モニターに映し出されたのは自分でも「え?何コレ?まさか卵胞??デカくない?」と思うくらいの黒い物体。

 

先生が超音波検査の機械で黒い卵胞らしき画像を図ると20mmちょい。お隣に映し出された子宮内膜も8mmくらいでした。

 

卵管通水検査&診察が終わり、院長先生のお話かと思いきや、尿検査があると。通水検査で若干膀胱が刺激されていた私的にはナイスタイミング!でした。

 

尿検査後、再び診察室へ。先生から「もうすぐ排卵しそうですね」と言われ、「ええぇぇっ!異常ですよね?」と思わず聞き返す私。「いや、普通ですよ」と淡々と先生。そう、生理周期が順調な人には至って普通のことですね。

 

中学で生理が始まって以来、生理周期が28日だったことなんて数えるほどで、だいたい33日越え、長いときでは45日くらいになることも。ここ半年のタイミング指導&基礎体温表のグラフからの予測では、だいたいD17-23辺りが排卵日だった様子。

 

前の病院の先生から卵胞はだいたい17-18mm、子宮内膜が10mmを超えるといつ排卵してもおかしくないと学んでいたので、D9にして既にK点超えとは自分史上順調過ぎて逆にオドロキと不安。

 

そんな私のひとり脳内興奮をヨソに、先生は別のことで悩んでおられました。それは次のステップ、人工授精をいつするか?問題。これは本当に病院の先生でもわからんもんなんだなーと半年のタイミング指導で実感したこと。特に私なんかは生理周期が一定じゃないので「いつ排卵するのか?」を予測するのは本当に難しい。このときの先生のご判断は、

  • 明日(D10)人工授精をして、排卵誘発剤を注射し、強制排卵させる方法はある。
  • ただし内膜がまだ10mm超えてない、画像的にもまだ排卵時の内膜の形ではない。
  • 通水検査で水が通ってるので、明日だとまだ安定していないかも。
  • 明々後日(D12)だと排卵後の可能性があるのでちょっと遅いかも。

などなど、可能性について丁寧にご説明いただき、明後日(D11)の午前中、人工授精をする前提で、卵胞&内膜の様子を見て決めましょう、ということに。月曜日「結構打ち合わせ入ってる〜急に休みづらい〜」と内心思いながらも、そんなこと言ってられませんよね・・・。

 

人工授精のための説明資料&同意書と精液提出用の滅菌容器を受け取り、この日は終了。

 

ちなみに精液検査は病院の専用ルームでも、自宅採精でもどちらでもOKです。私は急に決まった&この日はひとり受診だったので、夫のコンディションがわからず、専用ルームを予約していただきつつ、容器も受け取るというワガママプランでしたが、快くご対応いただき感動。

 

そしてなんと滅菌容器には、製薬メーカーのものでしたが専用の保冷バッグのような袋が付いており、当日はその袋に入れて提出するとのこと。持ち帰り用の手提げ袋までご用意いただき至れり尽くせりであります。前の病院では、「コレは・・・」ないわゆる“赤いチェック”の紙袋で、なんだか恥ずかしい気分だったので、こんなところにも気配りされてるのは大変ありがたいなぁ、としみじみ思いました。

 

病院とは言え、サービス業ですもん。不妊治療はほぼ自由診療だしなおさら。患者さんの立場に立った細かい気配りとか、院内の明るい雰囲気とか、ストレスを感じさせないオペレーションとか、選択肢を提示してくれつつ患者さんの意見もしっかり聞いて治療方針を決めてくれるとか。当たり前のことなんだけれど、なかなかすべてがパーフェクトの病院ってない。やっぱり先生の言うことが絶対で、患者は自分の意見を言える余地なし、みたいなところもあるのが現実。まぁ患者側も、病院の先生と言えども絶対正しいということはない、ちゃんとビビらず自分の思いを伝えることが大事、ってことはこの半年くらいで学びましたね。

 

そういう意味で、いまのところ全くストレスなく、むしろ感動すら覚えることが多いので、本当にRLCに病院変えて良かったなぁと思う!